海洋センターニュース

2008年6月の日記

2008年6月25日(水)
タイマイ移動経路 #..
2008年6月18日(水)
夜間走行ご注意くださ..
2008年6月8日(日)
タイマイ移動経路 #..
2008年6月2日(月)
総合学習 ふ化箱設置
タイマイ移動経路 #14

2008年6月23日までのタイマイ2頭の移動経路をお知らせします。

リアは1日平均20km〜30kmの速さで移動中。
現在は北緯40度、岩手県とほぼ同緯度まで北上しています。

フックも同様に北上中。フックからの受信は2,3日おきと、相変わらず
リアよりも頻度は低いですが、今のところ途切れる様子はありません。
2008年6月25日(水)  No.85

夜間走行ご注意ください!

船上げ下ろしスロープの所で2頭迷走    海岸近くのバス停で迷走   

6月中旬。小笠原では梅雨もすっかり明け、快晴、熱帯の日が続いています。
晴れていて、暑い、というのは気持ちのいいものではありますが、ウミガメ
の仕事をしている私達にとっては、この辺でそろそろ一雨か二雨降ってもらわないと・・・、というのが本音です。

雨のない日が続くと、海岸の砂もどんどん乾いていきます。
そんなサラサラの砂の海岸では、アリジゴクの巣のように、
ほってもほっても深い穴が掘れず、母ガメが産卵しにくくなります。
そのサラサラの砂では、私達海洋センタースタッフも、穴が中々
掘れずに、産卵巣の調査中大変苦労します。
毎日空を見ながら、灰色の雲を待っている日々です。

さて、そんな小笠原ではアオウミガメ産卵シーズンのピークを迎えつつ
あります。今年はとくに湾内での産卵率が高いようで、毎晩数頭の産卵を
見守り、標識付けも順調に行っています。

ところが、そんな中少し困ったことも起こっています。
6月に入り、産卵に上陸した母ガメが、海岸付近の道路で迷走している、との連絡を受け、スタッフが急行するということがたびたび起こっています。
迷走している母ガメは、ほとんどの場合、人が誘導しなければ海へ帰ることが出来ません。HPトップの写真のように、ウミガメの向かってほしい方向とは逆側に人が立ち、気配を感じさせながら、ゆっくりと海へ誘導します。

真っ暗闇の中では、黒くて平らなウミガメは大変見つけにくいです。
小笠原に住んでいらっしゃる皆さん、小笠原にいらっしゃる皆さん、
夜間の車、原付バイクでの走行は十分にお気をつけください。
万が一接触事故が起きてしまった場合、ウミガメ、車両双方に相当な
ダメージが予想されます。
ウミガメを見かけたときは、すぐに海洋センターまでご連絡くださいます
よう、ご協力よろしくお願いします。

海洋センター連絡先: 携帯 090-1461-3171 事務所 2-2830

2008年6月18日(水)  No.84

タイマイ移動経路 #13

タイマイ2頭の移動経路をお知らせします。

2頭を放流してから、まもなく8ヶ月が経ちます。
リアは北上中。現在までに9388kmを移動しています。

フックは徐々に小笠原方面に戻ってきつつあります。
現在までに8684km移動しています。
2008年6月8日(日)  No.83

総合学習 ふ化箱設置

掘り出した卵を発泡スチロールに移す  学校の玄関に設置したふ化箱へ


5月28日、先日の産卵見学に引き続き、総合学習の一環として、小笠原
小学校5年生の児童の皆さんと、大村海岸の卵の移植を行いました。

現在父島でアオウミガメの産卵が確認されている海岸は約28ヶ所あります。
その中で、二見港桟橋近くの大村海岸は、年間100巣以上の産卵が見られ、
小笠原の中でも重要な産卵浜の1つとなっています。しかし、その反面、この海岸は、島内唯一の繁華街に隣接しており、街の光による害は、ウミガメにとって深刻なものとなっています。

産卵から45日〜70日後、砂の中でふ化した子ガメは、夜になると砂から脱出し、海面が反射するわずかな光、明るさをたよりに海の方向へ向かいます。
ところが、外灯などの明るい光があると、それを海の明るさと勘違いし、子ガメたちは街の方向へ向かい、車にひかれたり、排水溝に落ちてしまいます。

そういった事態を未然にふせぐため、毎年、大村海岸に産卵される卵に限っては、海洋センターが全て回収をし、センター敷地内人工ふ化場に移植をしています。ふ化した子ガメは、その日の内に暗い海岸から放流します。

今回5年生には、その大村海岸からの移植の手伝いをしてもらいました。
合計6巣の卵を掘り出し、その内1巣は、子ガメが砂の中でふ化する様子を
観察するため、小学校の玄関に設置されたふ化箱へと移植しました。
産卵から数時間経過した卵は、傾けたり、逆さにしたりすると、死んで
しまうため、扱いには細心の注意が必要です。
児童達は、「手をクレーンのように・・・」を合言葉に、卵を傾けたり
しないよう、慎重にふ化箱の中に卵を移していました。
子ガメがふ化するまでの間、児童達は、毎日砂の温度を測り、卵の観察
を続けます。



2008年6月2日(月)  No.82

No. PASS
 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
[日記一覧] [最新]
shiromuku(fs2)DIARY version 3.01