船上げ下ろしスロープの所で2頭迷走 海岸近くのバス停で迷走
6月中旬。小笠原では梅雨もすっかり明け、快晴、熱帯の日が続いています。 晴れていて、暑い、というのは気持ちのいいものではありますが、ウミガメ の仕事をしている私達にとっては、この辺でそろそろ一雨か二雨降ってもらわないと・・・、というのが本音です。
雨のない日が続くと、海岸の砂もどんどん乾いていきます。 そんなサラサラの砂の海岸では、アリジゴクの巣のように、 ほってもほっても深い穴が掘れず、母ガメが産卵しにくくなります。 そのサラサラの砂では、私達海洋センタースタッフも、穴が中々 掘れずに、産卵巣の調査中大変苦労します。 毎日空を見ながら、灰色の雲を待っている日々です。
さて、そんな小笠原ではアオウミガメ産卵シーズンのピークを迎えつつ あります。今年はとくに湾内での産卵率が高いようで、毎晩数頭の産卵を 見守り、標識付けも順調に行っています。
ところが、そんな中少し困ったことも起こっています。 6月に入り、産卵に上陸した母ガメが、海岸付近の道路で迷走している、との連絡を受け、スタッフが急行するということがたびたび起こっています。 迷走している母ガメは、ほとんどの場合、人が誘導しなければ海へ帰ることが出来ません。HPトップの写真のように、ウミガメの向かってほしい方向とは逆側に人が立ち、気配を感じさせながら、ゆっくりと海へ誘導します。
真っ暗闇の中では、黒くて平らなウミガメは大変見つけにくいです。 小笠原に住んでいらっしゃる皆さん、小笠原にいらっしゃる皆さん、 夜間の車、原付バイクでの走行は十分にお気をつけください。 万が一接触事故が起きてしまった場合、ウミガメ、車両双方に相当な ダメージが予想されます。 ウミガメを見かけたときは、すぐに海洋センターまでご連絡くださいます よう、ご協力よろしくお願いします。
海洋センター連絡先: 携帯 090-1461-3171 事務所 2-2830
|
|
2008年6月18日(水)
No.84
|
|