嵐の前の静けさ

小笠原の南東にあった熱帯低気圧が台風15号に変わり、明日には父島に直撃のようです。海洋センターでは、そんな台風の対策に追われていました。

台風が近づくと、調査に用いている船が飛ばされたり、倒れないようにするため、このように車とロープを使って船をしっかりと固定します。

いつもは飼育道具であふれかえっているラックも、道具が屋内に移動されてすっきりとし、少し寂しげな感じに。

見る限り、夕方の海岸はまだ穏やかでした。

しかし、風が少しずつ強くなり、島内には船の欠航情報や注意情報の放送が響き渡り、これから台風がやって来るという緊張感をひしひしと感じます。空を見ると、明るい太陽とは裏腹に、鈍い灰色の雲が空を覆い始めていました。

飼育場内のカメたちは、いつもと変わらぬ様子でゆったりと過ごしていました。

8月の初旬に脱出し、飼育を始めた子ガメ達は1ヵ月経ち、以前よりひとまわり大きく、体つきはよりたくましくなり、黒かった甲羅にはうっすらと茶色が付きはじめました。今後の成長が楽しみです。

台風が通過すると海はしばらく荒れ、マリンスポーツ(スノーケルや釣りなど)がしばらく楽しめなくなってしまうのが痛いところですが、何事もなく、穏便に島内を過ぎることを祈るばかりです…