初めての離島生活@小笠原(木村莉子さん)

2021-12-03T10:14:44+09:00

みなさんお久しぶりです。 先日横浜事務所での実習の様子をブログに綴った 大学生実習生の木村莉子です。 (横浜事務所での実習の様子はこちら → https://www.elna.or.jp/20211008/) 父島での実習が始まり早くも1週間が経ちました。 人生初の島暮らしとなった今回の父島生活ですが... 同じ国の中なのに、ましてや同じ東京都に属しているのに、 カルチャーショックの連続です!! この記事では「実習生の父島ライフ」に焦点を当て、 私が島に来て驚いたことや面白いと感じたことをシェアしていきたいと思います。 父島ライフはおがさわら丸、通称おがまるの乗船とともに始まります。 たかが移動手段!なんて考えている方もいらっしゃるでしょうが、 島で出かけた先で「あの時のおがまるに乗ってた子だ!」と声をかけてもらえることもあるんですよ。 乗船のその瞬間から島生活は始まっています。 そんなおがさわら丸の運行と切っても切り離せないのが村での買い出しです。 たくさんの物資を積んだおがまるが到着した日にはこんなに賑わっているスーパーも... 数日経つとこの通り。 おがまる入港日に1週間分の買い出しをしておくのが島で生き抜くコツなのかもしれません。 入港中にしか営業していないお店や、逆に出港中にしか開いていないカフェもあり、 島においては曜日よりもおがまるの入港・出港スケジュールが暮らしの指標になっていることがうかがえます。 実際に、島で使われるカレンダーには、このように「入港」「出港」と大きく記載があります。 カレンダーという日常の道具から島の人の暮らしが垣間見えるのはとても興味深いです。 暮らしのあちこちで父島の豊かな自然が活用されているのも、 島に来て驚いたことの一つです。 海洋センターの業務の一部としてウミガメが産卵した場所を掘り返す作業があるのですが、 その時に使用する道具がこちら。 熱帯地方に広く分布するモモタマナの枯れ葉です。 業務中はこの枯れ葉が筆記用具代わりになります。 産卵場所の識別番号を枯れ葉に書き、 その辺に落ちている枝に突き刺すことで掘る位置を示すのです。 自然物を拝借し活用したのち、作業を終えるとまた自然に戻す。 人と自然のバランスがとれた父島だからこそ成り立つ暮らし方でもあります。 そんなモモタマナですが、実は食用ナッツとしても親しまれています。 こちらは島のカフェで開催されたファーマーズマーケットの様子です。 売られているクッキーに注目すると、 モモタマナの実がトッピングされたものがあります。 枯れ葉をノートとして使うだけに留まらず、 モモタマナの実は島民の方々の休日を彩っているのですね。 このほかにも、台風が来た際には砂浜に落ちているサンゴを拾ってきて重石にしたり、 (青いネットの下にぶら下がっているのがサンゴです。) おがまる出港のお見送りの際には島の植物を使ったレイを作って渡したりと、 内地の生活とはかけ離れているけれども豊かな暮らしが父島には存在します。 壮大な自然を見て、嗅いで、時に活用することを通して、 都会の便利な暮らしからは決して得ることのできない満足感で心がいっぱいになります。 以上が父島ライフの紹介になります。 といっても、この記事で取りあげた内容は島生活のほんの一部に過ぎません。 来島してから早1週間、到着したてのころに感じていた感動が 薄れてきてしまうことに寂しさを感じることもありますが、 一人前の島民を目指し日々島文化との触れ合いに努めてまいります! 次回の記事もお楽しみに!

初めての離島生活@小笠原(木村莉子さん)2021-12-03T10:14:44+09:00

新人スタッフ奮闘記(その①)

2021-11-26T10:27:02+09:00

みなさんはじめまして! 海洋センター新人スタッフしみずです。 今まであまり更新できていなかった ブログを更新していこう!ということで、 海洋センターでどんな業務をしているのか、 どんな日々を過ごしているのか。 このブログに「奮闘記」というタイトルを付け、 新人目線からお伝え出来ればと思います。 私は小笠原に来るのが初めてなので、 海や山、空を眺めては感動の毎日です。 さすが世界遺産の島、 どこを切り取っても美しいですね。 海洋センターの目の前にある 製氷海岸でシュノーケリングをしては 水族館のような海中に感動して、 見かけた魚の名前を調べるのに夢中になっています。 もう11月だというのに まだ水着で海に入れるなんて! と小笠原の暖かさに驚きました。 秋なのにしっかり日焼けもしました。 生き物もたくさん見かけましたが、 小笠原名物「とびうお桟橋から見られるシロワニ」 には未だ出会えず・・・ 密かにリベンジに燃えています。 さて、肝心の業務のお話。 小笠原に来る前には研修期間があり、 海洋センターを運営している 認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャーの 横浜事務所で行いました。 海洋センターで行うプログラムの練習をしたり、 ウミガメの基本を教えていただいたり、 時には大きなウミガメの解剖に 参加させていただいたり。 2週間という短い期間でしたが、 とても勉強になる濃密な日々でした。 この研修のお陰か、小笠原に来てからは スムーズに業務に参加できました (と、本人は思っています)!! 海洋センターに来てからは、 飼育しているウミガメたちのお世話を 主に担当しています。 毎日の水槽の掃除やエサやり、 子ガメたちの身体測定、 リビングタグの取り付けなど。 たくさんの業務がありますが、 毎日行う基本的な業務なら 自分から進んで出来るようになってきました。 といってもまだまだ勉強段階。 使うものやデータの場所が分からず 「これどこにありますか?」 「これどうやったらできますか?」 と先輩を質問攻めしています。 その度に優しく教えてくれる スタッフやボランティアの皆様、 本当にありがとうございます!! 皆様にご指導いただきながら、 日々成長しています! そんな中、これから勉強していくのが 『調査』に関すること! 海洋センターでは現在、 2種類の海洋生物の調査を行っています。 「アオウミガメ」の調査はメインの業務でもあり、 イメージがある方も多いのではと思います。 実は、冬から春にかけて小笠原諸島にやってくる 「ザトウクジラ」の調査も行っています。 どんな調査をしているの?という方はこちらの ページをご覧ください。→ザトウクジラの生態調査 これからの時期はまさにザトウクジラのシーズン! 今年はすでに小笠原諸島や八丈島などで 目撃情報がありました。 ホエールウォッチングがしたい方には まさにオススメなのですが、私はのんびり クジラを眺めているわけにはいきません。 調査に参加すると船の上での仕事がたくさんあり、 覚えることも山盛りなのです! クジラ調査の専門用語たち、 調査の結果を記録していく紙の書き方、 クジラが見られた場所を記録するGPSの使い方、 船を係留するために使うロープの結び方、、、 書き出していると多さと難しさに 頭が痛くなりそうですが、 先輩方は当たり前にやっていること。 早く覚えて1人前のスタッフに なれるよう努力します!! まだまだ新人。 出来ないことや分からないことも多いですが、 優しい先輩たちに見守られながらも 任されている仕事もあります! そのうちのひとつがこのブログの更新!! これからもたくさん勉強しながら、 その様子をこのブログでお伝えできれば と思っています。 次回の「新人スタッフ奮闘記」では 成長をお伝えできるように頑張ります! 皆様、応援よろしくお願いいたします!  

新人スタッフ奮闘記(その①)2021-11-26T10:27:02+09:00

【重要】小笠原村緊急事態宣言下の海洋センター開館状況について

2021-08-17T10:36:48+09:00

8月16日に小笠原村より小笠原村緊急事態宣言が発表されました。 それに伴い、海洋センターは以下の通りとなります。   (展示館) 8月18日~9月6日 休館 (水槽見学) 8月18日~23日 見学およびエサやりのみ可能 8月24日~9月6日 閉鎖 ※見学もできません (各種プログラム) 8月18日~9月6日まで 全て中止   ご予約いただいているお客様には順次ご連絡させていただいておりますが 何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

【重要】小笠原村緊急事態宣言下の海洋センター開館状況について2021-08-17T10:36:48+09:00

海洋センターの営業について (4月26日ー5月30日)

2021-08-25T16:06:50+09:00

みなさまこんにちは。 4月26日-5月30日の対応についてご連絡いたします。 東京都での緊急事態宣言を受け、小笠原海洋センター内の展示館を閉館いたします。 また、期間中のプログラムも全て中止させて頂きます。 もうすでにプログラムの予約があるお客様には直接ご連絡させていただきます。 何卒ご理解頂けますようお願い申し上げます。 外の水槽エリアは小笠原丸入港中の午前9時から午後の16時まで見学可能となります。 5月30日以降の対応につきましては、状況をみたうえでの判断となりますので、こちらはまた決まり次第、通知させていただきます。 海洋センターでお会いできる日を、スタッフ及びカメ一同、お待ちしております。 追記:おがさわら丸出港中となる5月31日(月)~6月2日(水)は定休日であるため、6月3日(木)より開館いたします。

海洋センターの営業について (4月26日ー5月30日)2021-08-25T16:06:50+09:00

早すぎるよ・・・

2020-04-06T17:35:46+09:00

みなさまこんにちは! 例年よりも暖かかった冬が終わり、小笠原では気温が徐々に上がってきています。 繁殖のために小笠原に戻ってきたアオウミガメの姿が海岸からもちらほらと見えるようになりました。 ここから、お母さんガメの産卵が大体4月後半ごろから始まるかな~と思っていたある日・・・ 「産卵跡がいくつもあったよ!!」 ・・・。 なにー!!! 島のガイドさんからの目撃情報に衝撃を受けたスタッフ一同。 早い、早すぎるよ・・・カメさん・・・。 と、言うことで、行ってまいりました、産卵跡の目撃情報のあった巽(たつみ)東海岸へ。 ちなみに巽東海岸は、父島の南東部にある巽湾の中にある海岸の一つです。 上陸してみると、お母さんガメが産卵行動を取った形跡がいくつもありました。 かくして、2020年度産卵調査がスタートしたのであった・・・。 結果・・・。 産卵1件を確認! ウミガメの卵は産み落とされた直後は薄いピンクがかった色をしており、そこから2週間程かけて徐々に白くなっていきます(卵の白色化、と言います)。 そして今回見つけた卵ですが、どうやら白色化がすでに進んでおり、産卵から2週間以上経過している可能性が示唆されました。 そうすると産卵したのは3月中?! ・・・いくらなんでも早すぎるよ・・・カメさん・・・。 他にも父島の小港海岸や南島でも産卵跡の目撃情報がありました。 我々の調査から、小笠原のアオウミガメはおよそ3~4年おきに産卵にすることがわかっています。 そして4年前の2016年はここ数年で一番産卵が多かった年。 2020年、一体いくつの産卵が行なわれるのか(=一体いくつの産卵巣を我々は探さなくてはいけないのか)。 カメのみぞ知る・・・。 調査、頑張ります!

早すぎるよ・・・2020-04-06T17:35:46+09:00
Go to Top