小笠原海洋センターでの契約職員を募集しています。世界自然遺産に登録されている小笠原諸島での海洋生物に関わる仕事です。長く勤務していただける方を募集したいと考えておりますが、あまり一般的でない業務に加え、東京から1,000㎞離れた亜熱帯の島での生活となりますので、当初のイメージと異なったり、離島での生活が合わないといった問題が生じることが多くなっております。
そこで、まずは有期契約として採用し、離島での生活を体験していただくとともに業務との相性や適性を判断いたします。環境に対する社会の意識が変化していく中で、海洋生物や海洋環境を保全するという社会的使命はますます大きくなっています。週1往復の定期船しかない島での生活や業務は甘くありませんが、それを担うELNAの一員としてご活躍したい方のご応募をお待ちしております!
【業務内容】
小笠原海洋センターの日常業務を取り仕切る「業務部」の一員として、業務に従事していただきます。
日常業務は、アオウミガメの調査や飼育、普及啓発・教育やファンドレイズに関わる各種プログラムの実施(新規開拓も含む)、展示施設の運営管理(物品販売も含む)など多岐にわっています。実際に調査や飼育などに従事していただくほか、事務作業などにも従事していただく場合があります。
それらすべての業務が“豊かな海と人々の暮らしや文化が共存できる未来の実現”という命題のもと、行政や村民、漁業者、ツアーガイド業者、ボランティアなどの協力を得ながら推進しておりますので、内外のコミュニケーションを円滑に行うことが重要となります。
【主な担当業務】
●調査業務、飼育業務、普及啓発業務(各種プログラム実施・企画運営・接客)
●ボランティア受入や人材育成
●船舶、車両、施設管理
など
【勤務場所】
東京都小笠原村父島
【勤務時間】
08:00-17:00(休憩12:00-13:30)
夜間の産卵パトロールなど、夜間シフト(17:00-02:00頃)で勤務することもあります
【給与】
月額18万円~(当団体給与規定による)
【休日】
不定休(週2日程度)
【採用条件・資格など】
●3か月間の契約職員としての採用となります
1回に限り3か月間の契約延長が可能となり、その後は、正職員登用もしくは契約終了を決定します。正職員登用の判断までには6か月間を要することとなりますが、契約職員と正職員との待遇での差はございません。
●普通自動車運転免許(AT限定可)
●健康で体力があり海で泳げる方(50m以上) → 自然海岸での調査時に海での泳力が必要となります。
●Word/Excel/PowerPointなどでパソコンで作業ができる方。
●協調性があり団体内・団体外問わず人と接するのが好きな方、自発的に動き主体性を持って業務に取り組める方。
●応募時に生物や海洋環境に関する知識を有することは不問とさせていただきますが、それらを取得することに抵抗がない方。
●小型船舶免許の保有は条件ではありませんが、入職後に取得していただく予定です。海上での安全管理等についても仕事に従事する中で自主的・積極的に学んでいただき、将来的に船長の一人として操船・安全管理・船の整備や管理をしていただくことに抵抗が無い方・
【入職時期】
2026年4月頃~ (応相談)
※新卒の方は、小笠原海洋センターへのインターン参加が必須となります。詳しくは問合せください。
【採用人数】
1名
【待遇】
●各種保険加入(社会保険・労災保険・雇用保険)
●特別手当支給(各年の予算状況による、入職3か月後以降)
●通勤手当支給(小笠原内での通勤にかかる手当)
●着任手当およびおがさわら丸片道乗船代金支給(内地居住者が小笠原へ着任する場合の手当および船代実費)
●年次休暇 年20日(入職月により変化)
●年次休暇取得時に内地に帰郷する場合のおがさわら丸乗船代金支給(年1往復のみ)
【応募方法】
①メールにて履歴書および職務経歴が分かる書類を送付してください。(PDFデータ添付でお送りください。原本郵送の必要はありません
②書類選考後、面接を行ないます。
※小笠原以外にお住まいの方は、横浜事務所での面接もしくはオンラインでの面接を実施いたします。
※小笠原にお住まいの方は、小笠原海洋センターにお越しいただき、オンラインで面接を実施いたします。
【問い合わせ】
特定非営利活動法人エバーラスティング・ネイチャー 採用担当:近藤・荻野
info@bonin-ocean.net