朝の5:30。
夜明けとともに二見港を出港。

 太陽が昇ってくると、温かくなってくる。
 きれいだねーすごいねー太陽。もし太陽がなくなったら地球やばいね。
 がんばれ。太陽。

 海鳥が目の前で、海面に飛び込んで魚を捕まえる。
 家族のもとへと、魚をくわえて飛んでいく。
 器用だね。おれには魚を素手では取れないよ。
 がんばれ。鳥。と魚も。

 海は良好。お腹はグーペコ。
 がんばれ。おれ。のお腹。

そんな寝ぼけた思考で、母島の平島へ到着。

スタッフ4名と、調査から水槽掃除までオールラウンダーのボランティアK森さんの計5名。
みんなでわき目もくれず(あっかわいいスナガニ発見)、掘るも掘ったは約70巣。
そりゃーもう写真どころじゃありません。

スケジュール上、今回は日帰りのため15時には平島を出港。

かっこよく海面スレスレを低空飛行するカツオドリ。
大海原に沈みゆくきれいな夕日。
そりゃもう見紛う事なき、チューペット(ソーダ味)みたいな雲。
日が沈んでからの、わずかな隙に訪れるブルーモーメント。

世界は本当に美しい。

あれ?今回は写真ないの?と思ったみなさんに一言。

 撮るのは時々だよ。
 もしその瞬間が自分にとって好きな瞬間なら、カメラに邪魔されたくない。

 その一瞬を大切に味わう…今を楽しむんだ。
 (映画LIFE!よりショーン・オコンネルのセリフ)

一度でいいから言ってみたかったセリフです。

カメラ撮るの忘れてただけです。

つづく (もう少し調査が)