みなさんこんにちは!

海洋センターボランティアの木村莉子です。

突然ですが、世界遺産小笠原諸島での1ヶ月の島生活、興味ありませんか??

人生で一度は離島ライフを送ってみたい!と思う方も少なくないはず。

とはいえ、東京から南へ1000キロ、24時間の船旅でしかたどり着けない最果ての地で丸々1ヶ月暮らすなんてハードルが高すぎますよね。

そこで今回の記事では、そんな未来のボランティアメンバーの不安を払拭すべく、「父島って本当はこんなに暮らしやすい!」をテーマにボランティアの日常を紹介したいと思います。

 

 

【父島の暮らしやすさその1 〜気候〜】

まず初めにお伝えしたいのは、南の島ならではの暖かさです。

亜熱帯に属する父島は年間を通して暖かく、夏と冬の気温差が小さいのが特徴です。真冬でも天気の良い日のお昼時には半袖で過ごすことができます。

7月・8月でも最高気温は30℃前半と意外にも低く、関東より父島の方が涼しいと言われているんですよ。

海洋センターはビーチのすぐそばに位置しているので、12月でも昼休みにシュノーケリングを楽しむことができます。(すぐにシャワーを浴びないと冷えますが…。)

暖かな海辺で過ごしたい方・冬でもマリンスポーツを楽しみたい方・冷え性の方、ぜひぜひ海洋センターボランティアにご応募ください!

 

 

【父島の暮らしやすさその2 〜意外と充実してる!ボランティア宿泊施設〜】

続いてご紹介するのは、海洋センター内にある宿泊施設です。

ボランティアが寝泊まりする宿泊施設は、海洋センターの中にあります。

 

寝室には二段ベットが並んでいて、エアコンや除湿器、ハンガーや物干し、寝具などが完備されています。

 

数に限りはありますが、Tシャツ、ズボン、羽織りものやラッシュガードも共用のものが用意されているため、服を汚す心配なく日々の業務にあたることができます。

 

共同の休憩室にはキッチンがあり、調理器具や食器・冷蔵庫・ポット・コーヒーの焙煎機・電子レンジ・ホームベーカリーなどを自由に使うことができます。

 

地元の漁師さんから魚をお裾分けしてもらうこともあります。取れたての魚は絶品です!

 

共同生活と聞くと身構えてしまう方もおられるでしょうが、一歩外に出ると海!という開放的な宿泊施設で、思いのほか快適な暮らしを送ることができます。

 

 

【父島の暮らしやすさその3 〜気さくで優しい島民の方々〜】

最後にお伝えしたいのは、島の人の大らかさです。

父島には、様々なバックグラウンドを持った人々が暮らしています。

西洋や太平洋諸島の先祖を持つ欧米系の方々や、小笠原返還後に移住してきた方々、島の自然に惹かれ移住を決めた方や、お仕事の関係で来島された方など、

多様な来歴を持った人が混ざり合い生活しているためか、父島に来たのが初めてであってもすぐに仲間として接してもらえるような場面が多いと感じます。

 

島の人との会話の中で「父島のハチミツは美味しいよね〜」なんてお話ししているとハチミツ作りの見学に誘ってもらえたり、

 

「中学生の頃はバレー部に所属していました!」と話すと地域のチームの練習に混ぜてもらえたり、

 

ウミガメ漁師さんがキクラゲ狩りに連れていってくれたり、

(とってもハード!!)

 

クリスマスの時期にはガジュマルのライトアップイベントに誘ってもらったりと、1ヶ月の滞在であっても息をつく暇もないほど充実した時間を過ごすことができます。

 

 

「僻地の小さい島」という印象を持たれがちな父島ですが、気さくで活動的な島民の皆さんが企画するイベントや楽しい行事に溢れる濃厚な時間を過ごすことができます。

以上、過ごしやすい気候・充実した宿泊施設・島民の方の大らかさ と父島の暮らしやすさを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

なかなかハードルが高いように思える父島暮らしですが、定期船おがさわら丸に飛び乗ってしまえば、驚くほど充実した島時間があなたを待っています!

みなさまのボランティアご応募をお待ちしています!

 

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