こんにちは!おひさしぶりです!小笠原海洋センターの松岡です。

前回ブログを書いたのは5月でしたが、今や11月。カメにお客さんにと動き回っていたら半年経ち、あっという間に小笠原の夏が終って、私はびっくりしています。

さて、今回は小笠原海洋センターにいる看板ウミガメたちをご紹介していきます。

小笠原海洋センターで飼育されているウミガメたちを知る機会が、現地に来ていただく以外にないのでは?と思いまして、せっかくなので“松岡から見た“カメたちを紹介していきます。

 

展示館のドアを開け、始めにお出迎えしてくれるのは、オスのアオウミガメのコータ君です!年齢は23歳。海洋センター1の食いしん坊で、おやつカップを持って近づくと前足をザブザブと動かして猛アピールしてきます。おかげで、水槽の周りはいつもびしゃびしゃです、、、。

 

 

その隣に飼育されているのが、白い体が特徴的な2頭!チビとマサキチです!

小さい方がチビで、大きい方がマサキチです。

この2頭は普段は仲良く泳いでいるのですが、エサをあげる時にはちょっとしたバトルが繰り広げられます。目があまりよくないマサキチは、エサをあげると勢いあまって見失ったり、なかなか口にエサを咥えられないことが多いです。そんなマサキチのエサを虎視眈々とねらっているのがチビで、いつもマサキチを押しのけて横取りしていきます。なので、マサキチにエサをあげるにはチビの横取りの警戒が必要です。

 

屋外の水槽に向かうと海洋センターで最年長のアカウミガメのなっちゃんがお出迎えしてくれます。アカウミガメは他のカメに比べると頭が大きくなる特徴があり、なっちゃんもエサを食べる姿に迫力があります。また最年長なのもあってサイズも大きく、怖い印象もありますが、性格はすごいおっとりしているので、なんだかんだかわいいウミガメです。

 

 

屋外水槽の1番奥の水槽にいるタイマイ、あずきちゃんです。

のんびりとした性格で他のカメに比べると水槽の端でゆったり泳いでいる姿が見られます。エサを食べるのが1番上手で、ねらったエサは1発で食べてくれます。きれいにパクパクとエサを口に運んでいく姿は、見ていて気持ちいいです。

 

まだまだ紹介しきれていないところもありますし、他にも今年生まれた子ガメたちもたくさん飼育されています。ぜひ、会いに来てください!