未知との遭遇

みなさんも人生の上で幾度となく「二度見」というものをしたことがあるかと思います。
奇抜なファッションの人を見つけた時だったり、
なぜこんなところにこんなものが?な時にしちゃいますよね。

わたしは昨日の朝、自転車通勤の途中で思わず急ブレーキを掛けてしまいました。

小笠原に来島したことがある方は、気付かれたかと思うのですが、
この島って本当にきれいなんです。

景色はもちろんなんですが、トイレとか道路とかパブリックスペースがすごくきれいなんです。
自分の来島当初はそこに大変驚き、素敵だなと感じました。

そんな島の中心街で、路上にゴミ袋がひとつ転がっていたんです。
(あら珍しい。風で飛んじゃったのかな?)と思いつつ、減速して拾おうとしたその刹那…

ゴミ袋がぬるーっと横移動をしたんです。

そりゃもうブレーキを全力で握りしめて急停止ですよ。
(…今の動きは風などの自然な事象ではない。…幻覚か?)

眠気も吹き飛び注視していると、またぬるーっと動くじゃありませんか。

(…やばい。きっとやばいやつだ。しかし、ここで引いては男が廃る…よし!)

と気合を入れて持ち上げてみると、暴れるでもなくもぞもぞしている。

逆に怖い。

(…食らわば皿まで…えいっ!)

立派なモズクガニ(上海蟹の同属異種)でした。
誰かに捕まえられたところを必死で逃げてきたのでしょう。

がんば。と思いつつも、その辺の柱に括りつけました。おいしいし。
その日が燃えるゴミの日だったけど、収集されずに捕まえた方が見つけてくれていたらいいのですが。

…そういえば最近、道端でのカニとの遭遇率が高い気がする。