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新人スタッフ奮闘記(その②)

2021-12-30T17:24:45+09:00

みなさんこんにちは! 小笠原海洋センタースタッフの清水です。 先日のブログから1か月、小笠原はすっかり寒くなりました。 寒いとはいえ、20度を下回ったところくらいですが… 北海道在住の友人に「まだ夏の気温じゃん!」と揶揄われつつ、すっかり暖かさに慣れた体には寒くてたまりません。 前回のブログで「とびうお桟橋のシロワニ」には出会えず…と書いた数日後、めでたく出会うことができました!     しかも2匹も!!そしてシロワニだけでなく、とびうお桟橋では常連のネムリブカ、マダラエイとの競演も見ることができました。手が届きそうな場所で繰り広げられる水族館のような光景に大興奮!! ちなみに、とびうお桟橋に行くと90パーセントくらいの確率で出会えるのがこちらの「ネズミフグ」。 ちょっとおとぼけな顔がキュート♡人懐っこく寄ってくる人気者です。 その他にも「ロクセンスズメダイ」や「ボラ」、「イスズミ」などたくさんの魚に出会えるとびうお桟橋。時間があるとつい覗きに行ってしまう、お気に入りの場所です。 最近の海洋センターはと言いますと、長く活躍してくれていたボランティアメンバーたちが離島してしまい、すっかり寂しくなりました。ですが、村民ボランティアに1名新しいメンバーが増え、まさに「出会いと別れの島」を体感しています。年末年始はスタッフのみという少ないメンバーですが、寒さに負けず頑張ります!!   さて、海洋センターのヘッドスターティング事業で飼育している子ガメたちはふ化後5か月を迎え、どんどん成長中です。 この1か月で成長を最も感じた瞬間は、甲羅磨きという作業の最中です。 だいたい2週間に1度くらいのペースで、水槽の大掃除と合わせて子ガメの体に生えたコケや藻を綺麗にする甲羅磨きを行っています。甲羅磨きという名前ですが、背中もお腹も肢(あし)も全て掃除して綺麗にしています。 だいたいの場合は、左手で子ガメを持ちつつ右手にスポンジや歯ブラシを持って甲羅磨きをするのですが、2021年生まれの子ガメたちは体重1㎏を超える子も増えてきていて、片手で持つには重たくなってきました。さらに、甲羅磨きの時にぱたぱたと動かす前肢(まえあし)の力が強くなってきて、前肢にある爪も鋭くなってきていて、ちょっと痛い思いをすることもしばしば・・・笑 子ガメたちに「じっとしてて!お願い!」と頼み込みながら、毎回必死で掃除をしています。 それもこれも、子ガメたちが順調に大きくなっているという証拠!嬉しいことです♪ (片手で持ってみました、大きさが伝わるといいのですが・・・笑)   私の個人的な近況としては、お客様にウミガメのレクチャーを行う「ウミガメ教室」デビューをしました!反省点が多く落ち込みましたが・・・優しい先輩に「ぜんぜん大丈夫だよ!!」と励ましていただいたので、反省を生かして今後も頑張ります!!! また、先日初めて「ウミガメの放流」を経験しました。 放流したのは小笠原水産センターで飼育されていた「かめだ ろく」。 放流地点までの移動中、車の中では元気いっぱい!砂浜に降ろしてからも、周りを気にしながらマイペースに進む「ろく」。海に入ってからは、息継ぎのたびにスタッフたちを確認しているかのように砂浜を気にしていましたが、いずれ見えなくなっていきました。 初めて自分の手からウミガメが離れていき、元気いっぱいに海の中を泳いでいく姿を見て、思わず涙しそうになりました。「ろく」がいつかまた小笠原の海に戻ってきて、繁殖に参加してくれるといいなと願っています。 「ろく」、元気でね!! (写真左:水産センタースタッフ、写真中央・右:海洋センタースタッフ、撮影:村民ボランティア) 当ブログは今回が今年最後の更新となります。(今年は数えるほどしか更新していませんが・・・笑) 来年も皆さまに小笠原海洋センターを身近に感じていただけるような発信をしていきたいと考えておりますので、来年もよろしくお願いいたします!! それでは皆さま、よいお年を!!!

新人スタッフ奮闘記(その②)2021-12-30T17:24:45+09:00

新人スタッフ奮闘記(その①)

2021-12-12T14:28:07+09:00

みなさんはじめまして! 海洋センター新人スタッフしみずです。 今まであまり更新できていなかった ブログを更新していこう!ということで、 海洋センターでどんな業務をしているのか、 どんな日々を過ごしているのか。 このブログに「奮闘記」というタイトルを付け、 新人目線からお伝え出来ればと思います。 私は小笠原に来るのが初めてなので、 海や山、空を眺めては感動の毎日です。 さすが世界遺産の島、 どこを切り取っても美しいですね。 海洋センターの目の前にある 製氷海岸でシュノーケリングをしては 水族館のような海中に感動して、 見かけた魚の名前を調べるのに夢中になっています。 もう11月だというのに まだ水着で海に入れるなんて! と小笠原の暖かさに驚きました。 秋なのにしっかり日焼けもしました。 生き物もたくさん見かけましたが、 小笠原名物「とびうお桟橋から見られるシロワニ」 には未だ出会えず・・・ 密かにリベンジに燃えています。 さて、肝心の業務のお話。 小笠原に来る前には研修期間があり、 海洋センターを運営している 認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャーの 横浜事務所で行いました。 海洋センターで行うプログラムの練習をしたり、 ウミガメの基本を教えていただいたり、 時には大きなウミガメの解剖に 参加させていただいたり。 2週間という短い期間でしたが、 とても勉強になる濃密な日々でした。 この研修のお陰か、小笠原に来てからは スムーズに業務に参加できました (と、本人は思っています)!! 海洋センターに来てからは、飼育しているウミガメたちのお世話を主に担当しています。 毎日の水槽の掃除やエサやり、 子ガメたちの身体測定、 リビングタグの取り付けなど、たくさんの業務がありますが、 毎日行う基本的な業務なら 自分から進んで出来るようになってきました。 といってもまだまだ勉強段階。使うものやデータの場所が分からず 「これどこにありますか?」 「これどうやったらできますか?」 と先輩を質問攻めしています。 その度に優しく教えてくれる スタッフやボランティアの皆様、 本当にありがとうございます!! 皆様にご指導いただきながら、 日々成長しています! そんな中、これから勉強していくのが 『調査』に関すること! 海洋センターでは現在、 2種類の海洋生物の調査を行っています。 「アオウミガメ」の調査はメインの業務でもあり、 イメージがある方も多いのではと思います。 実は、冬から春にかけて小笠原諸島にやってくる 「ザトウクジラ」の調査も行っています。 どんな調査をしているの?という方はこちらの ページをご覧ください。→ザトウクジラの生態調査 これからの時期はまさにザトウクジラのシーズン! 今年はすでに小笠原諸島や八丈島などで 目撃情報がありました。 ホエールウォッチングがしたい方には まさにオススメなのですが、私はのんびり クジラを眺めているわけにはいきません。 調査に参加すると船の上での仕事がたくさんあり、 覚えることも山盛りなのです! クジラ調査の専門用語たち、調査の結果を記録していく紙の書き方、 クジラが見られた場所を記録するGPSの使い方、 船を係留するために使うロープの結び方、、、 書き出していると多さと難しさに 頭が痛くなりそうですが、 先輩方は当たり前にやっていること。 早く覚えて1人前のスタッフに なれるよう努力します!! まだまだ新人。 出来ないことや分からないことも多いですが、 優しい先輩たちに見守られながらも 任されている仕事もあります! そのうちのひとつがこのブログの更新!! これからもたくさん勉強しながら、 その様子をこのブログでお伝えできれば と思っています。 次回の「新人スタッフ奮闘記」では 成長をお伝えできるように頑張ります!皆様、応援よろしくお願いいたします!  

新人スタッフ奮闘記(その①)2021-12-12T14:28:07+09:00

休止中のプログラム

2023-11-16T19:33:42+09:00

小笠原海洋センターで実施している体験プログラムは季節によって変動します。 現在休止・受付終了しているプログラムは下記の通りです。 再開の日時が決まり次第、開催中のプログラムにてお知らせいたします。 〇夏季限定で実施しているプログラム ・ウミガメ教室【3時間コース】 ・子ガメ de Night! ・夜間子ガメの放流会 〇春~冬季限定で実施しているプログラム ・クジラ教室 〇2021年度の受付を終了しているプログラム ・#STAYHOME ウミガメ放流 ・放流体験

休止中のプログラム2023-11-16T19:33:42+09:00
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