みなさんは覚えているだろうか?

今年の1月に保護され、なぜだかタコが大好物だった、タイマイのたまちゃんを。
小さくて薄っぺらかったけど、すごくかわいかったんです。
今年の5月に放流された時のことは、よく覚えています。⇒たまちゃん日記 ~THE LAST~

今頃どこの海を泳いでいるんだろう?
北へ行ったのだろうか、それとも南?
ともかく元気に育ってると良いな…

そんなことを想っていたら、タイトルの通りです。
再会しました。なんと…

放流した宮之浜海岸で!

いやぁ~まさかの放流した海岸での再会でした。
実際に再会したのは、島のガイド(竹ネイチャーアカデミー)さんでしたが。
(Tぺい、きれいな写真と情報提供ありがとう!)

タイマイとアオウミガメで、どのくらいの差や違いがあるかは不明ですが、
アオの場合、1~2歳くらいまでは外洋性で、3~4歳くらいから沿岸性に切り替わるとされています。
なので、たまちゃんはしばらく小笠原で暮らし、成体になったら生まれた海域に戻ると思われます。
会ってみたい方は是非、宮之浜でシュノーケリングしてみてください。

それにしても、さすがガイドさん。ばっちりタグも写ってますね。
みなさんも海でウミガメに出会ったら、是非写真に収めて海洋センターへメールしてみてください。
タグが付いていたらタグが入るようにお願いします。
送っていただけたら、そのウミガメのプロフィールなどお教えしますよ。

そんな具合で、現時点では装着したタグで識別しているのですが、
実はとっておきの識別方法を温め中なんです。ふふふ…

まだ実働していないのですが、背中の甲羅や顔の模様でも個体識別ができるかも?なんです。
セキュリティシステムなどで使用されている、顔認証システムの応用版ですね。
もはや最新技術をウミガメにも代用できる段階なんです。
その辺の詳しい情報は、次回のカメトピでお伝えします。

乞うご期待!