【展示館開館のお知らせ】

2022-07-28T17:30:05+09:00

小笠原海洋センターは7/26(火)より、展示館を通常開館いたします。 開館時間は以下の通りです 開館:9:00 昼休み(昼休み中は閉館):12:00~13:30 閉館:16:00 展示館を楽しみにしていたお客さまには大変ご迷惑をおかけしました。 明日よりみなさまのお越しをスタッフ一同お待ちしております 小笠原海洋センター

【展示館開館のお知らせ】2022-07-28T17:30:05+09:00

【展示館臨時休館のお知らせ】

2022-07-25T19:41:20+09:00

  島内での新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、明日7/18日より当面の間、開館は《屋外水槽エリアのみ》となります。 ウミガメおやつ及び一部物販は屋外で販売いたします。 予定されていたプログラムも通常通り開催いたします。 なお、従来展示館で販売している商品の一部は下記オンラインショップでもご購入いただけます。 ELNAサポートショップ はこちら ELNA(エバーラスティング・ネイチャー)は、小笠原海洋センターの運営団体です。 ぜひご利用くださいませ。 さらなる感染拡大を防ぐため、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 小笠原海洋センター

【展示館臨時休館のお知らせ】2022-07-25T19:41:20+09:00

【けろにあぶろぐ #5】イルカの骨を眺める ① ~展示館のハシナガイルカ~

2022-04-17T09:55:23+09:00

過去の調査写真を見返しているとこんな写真が、、、。 左は調査船まで接近したミナミバンドウイルカの群れ。 右は船首波に乗るハシナガイルカたち。 水中を縦横無尽に駆け泳ぐ、遊び好きのイルカたちの姿はとても愛らしく、クジラやウミガメのどっしり構えた感じとはまた違った魅力がありますね。 そんな可愛らしいイルカたちですが、実は「骨」を観察すると、非常に面白い造りをしていることがわかります。 なにしろ、陸から海へと進出したわけですから、色々と体の構造を変える必要があったわけです。 今回は彼らの骨のちょっと変わった一面(というより内面?)のお話です。     /ドンッッッ!!!\   こちらは小笠原海洋センターに展示されている、ハシナガイルカ の骨格標本。 1991年の大みそかに父島の扇浦海岸に漂着しているところを発見されました。   漂着とは鯨類が死んだ状態で浜辺に打ちあがってしまうこと。 水産庁が2012年に設置した「鯨類座礁対応マニュアル」では、以下のように定められています。  座礁 ・・・ 生きたまま海岸又は潮間帯に乗り上げた状況  漂着 ・・・ 死亡した状態で海岸又は潮間帯にたどり着いた状況 ちなみに座礁や漂着のことを英語で「ストランディング/stranding」といいます。しかし、IWC(国際捕鯨員会。2019年に日本が正式脱退をしたのは記憶に新しい。)の「ストランディング」ページなどの海外サイトを一見すると、「漂着」と「座礁」のような言葉の使い分けはされていません。厳密にいうと、"live stranding" や "dead stranding" という言い訳をしますが、一つの単語を打ちあがった生物の状況で使い分けるということは我が国がいかに鯨類と真摯に向き合ってきたかを示しているのではないでしょうか。   話が少し逸れてしまいました。今日私がお見せしたいのはそう、そんなイルカの本当の「素顔」です。   /どうもハシナガイルカです\   見てくださいこのお顔 Σ(゜ロ゜;)!! 最初に見たとき、「なんだこれ、、、、!?」と感想を抱いたのを今でも鮮明に覚えております。 他の動物では膨らみがあるはずの口先から頭頂にかけての部分が、大きくえぐれたように凹んでいます。 人類を魅了して止まないあの可愛らしいお顔の下がこんなプレデターだとは誰が想像したでしょうか?   ちなみに私は以前、イルカの骨格標本の作成に携わったことがあります。実は鯨類の骨は穴だらけでスカスカ。その中に油がいっぱい詰まっています。 この油分が体温保持、エネルギーの貯蔵や浮力調整に一役買っているわけなのですが、、、(Wysokowski et al., 2020)。 脱脂の工程で油をきれいに抜かないと、滲んで骨が黄ばんでくるわけです! しかし、この標本は30年経った今でも劣化があまり見られず、手慣れた方が作成されたのかなと思ったりしています。 それとも夏場もクーラーが効いている展示館で保存されているから状態が良いのかも。本当のところはわかりませんが、、、。   またまた話が逸れてしまいました。   イルカの頭骨がこんなにも凹んでいるのは、ここに「メロン」呼ばれる脂肪組織が詰まっているから。 この「メロン」がイルカのエコロケーション(簡単に言うと、音を発して跳ね返ってきた音で物体の距離や方向を知ること。)を可能にしています。 このように水中生活に適応するように進化したイルカの骨格は陸生哺乳類のそれとは大きく形が異なります。 骨盤が退化していたり、首の骨が癒合していたり、歯の形が上下のあごで全て同じだったり(このことを同形歯性という。人間の歯は犬歯や奥歯で形が違うので異形歯性だ。)、頭蓋骨が左右非対称だったり、、、、。   と、イルカの骨格の風変りな点を挙げるとキリがないですね。   とりあえず今回はこの辺にしまして、次回より数回に分けてイルカの骨の特異性について書こうと思います! それでは次回もお楽しみに!   参考文献 Wysokowski, M., Zaslansky, P., & Ehrlich, H. (2020). Macrobiomineralogy: Insights and Enigmas in Giant Whale Bones and Perspectives for Bioinspired Materials Science. ACS Biomaterials Science & Engineering, 6(10), 5357–5367. https://doi.org/10.1021/acsbiomaterials.0c00364

【けろにあぶろぐ #5】イルカの骨を眺める ① ~展示館のハシナガイルカ~2022-04-17T09:55:23+09:00

夏のプログラムについて

2020-06-17T12:09:46+09:00

みなさまこんにちは! 7月以降、小笠原諸島への来島者受け入れが再開されることを受け、小笠原海洋センターも環境教育プログラムの予約受付を開始いたします! 新しいプログラムも含め、夏の期間は以下6つのプログラムをご用意しております。 夏限定のプログラムもありますのでお見逃しなく! 尚、小笠原海洋センターへの来場、プログラム参加をご希望される方は「2020年度観光客向けプログラム実施について」の内容をお読み頂き、ご理解頂いたうえで、ご来場・ご予約して頂けますよう、何卒宜しくお願いいたします。   ⇒「2020年度観光客向けプログラム実施について」   皆様のご来場・ご予約をスタッフ及びカメ一同、楽しみにお待ちしております!   2020年度・夏 環境教育プログラムメニュー ①Touch the Egg! ~ウミガメの卵を埋めてみよう~ 海洋センターが保護したウミガメの卵をあなたの手で埋めてみませんか? 開催日:随時(卵がある限り。予約はできません) 料金:1巣(卵40~個)あたり 3,000円 詳細はこちら ②放流体験 2019年度生まれの子ガメを海に帰そう! 開催日:随時(カメの数に限りあり、無くなり次第終了。予約はできません) 詳細はこちら ③ウミガメ教室 3時間コース 定番プログラム!ウミガメの卵を埋める体験(夏限定)も付いてウミガメについてがっつり学ぼう! 開催日:おがさわら丸 入港日午後および出港日午前 料金:大人(中学生以上)5,500円 / 小人(小学生)3,300円 詳細はこちら ④ウミガメ教室 de Night!(2020年度新プログラム) 海洋センター定番プログラムのウミガメ教室と夜間の稚ガメ放流がパッケージに! 開催日:おがさわら丸 出港日前日 料金:大人(中学生以上)7,700円 / 小人(小学生)5,500円    フィギュア付 +1,000円 詳細はこちら ⑤子ガメ de Night! 改(2020年度新プログラム) ロングステイのお客様向け、おがさわら丸出港中に開催。ウミガメの産卵・ふ化について学んで、生まれたばかりの稚ガメと触れ合って放流しよう! 開催日:おがさわら丸 入港日前日 料金:大人(中学生以上)2,500円 / 小人(小学生)1,500円 詳細はこちら ⑥夜間放流会 定番プログラム!生まれたばかりの稚ガメと触れ合って放流しよう! 開催日:おがさわら丸 入港中(前日ふ化がした稚ガメがいる場合) 詳細はこちら 加えまして、以前Facebookページにて告知致しました、海洋センターオリジナルマスクの販売も好評販売中です! 送料無料キャンペーンは6月末までとなります! 一部入荷待ちのマスクもありますが、近々入荷予定ですので、ぜひご利用ください! 詳しくはELNAサポートショップまで♪

夏のプログラムについて2020-06-17T12:09:46+09:00

海洋センターの営業について

2020-05-26T18:05:18+09:00

みなさまこんにちは! 梅雨入りをした小笠原では連日雨が降っており、ジメジメとした日々が続いております・・・。 来島自粛の要請により本来よりも静かな小笠原では、アオウミガメの産卵シーズンが本格化しており、日々たくさんのお母さんガメの足跡が海岸で観察されています。 小笠原海洋センターも、東京都及び小笠原村の方針を受け、5月末まで全面閉館をしております。 (通知が事後になってしまい申し訳ございません。) そしてこの度、6月以降の対応についてご連絡いたします。 東京都での緊急事態宣言解除を受け、6月1日以降、小笠原海洋センターは展示館を含めた全施設を開館いたします。 ただし、小笠原村では6月中も引き続き来島自粛の要請を継続することとなっており、多くの方々の来場は見込めないことから、限定的に開館することといたします。 来場された方で、展示館の中を見たい、または海洋センターグッズを購入したいという方は、海洋センタースタッフにお声がけ頂ければ、展示館にご案内させて頂きます。 外の水槽エリアは常時見学可能となり、エサやり体験も再開させていただく予定です。 まずは島内にいる方々限定となりますが、ぜひ元気なウミガメたちに会いに、海洋センターに足を運んで頂ければと思います。 7月以降の対応につきましては、6月の状況をみたうえでの判断となりますので、こちらはまた決まり次第、通知させていただきます。 ウミガメ教室などのプログラム予約につきましても、来島自粛要請の解除が決定され次第、オープンしたいと考えております。 海洋センターでお会いできる日を、スタッフ及びカメ一同、楽しみにしております! 引き続き、みなさまご自愛ください。    

海洋センターの営業について2020-05-26T18:05:18+09:00
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