新人スタッフ奮闘記(その⑨)
Shimizu2022-10-03T15:27:37+09:00みなさんこんにちは! 小笠原海洋センター新人スタッフのしみずです。 今年の夏、皆さまにとってはどんな夏でしたか? 私にとっては小笠原で迎える初めての夏。調査の合間や休日に海で泳ぎ、時にはイルカと一緒に泳ぐことも出来ました。今年の夏は海況が良くない日が多く、なかなか海には出られませんでしたが、それでもたくさんの魚たちと出会えた充実した夏でした。 夏が長い小笠原ですが、朝晩は冷え込み長袖が欠かせなくなってきました。小笠原では台風が相次いで接近していましたが、大きな被害が出ることもなく、カメたちも元気に過ごしています。 海洋センターの夏は、夜間パトロールに夜間放流会、大村海岸の卵の保護、産卵調査にふ化後調査、稚ガメ(赤ちゃんガメ)の入槽、そしてたくさんのお客様、と盛りだくさんでした。戸惑うことや上手く出来なかったこと、失敗もありました。1年目の反省として、めげずに来年もまた頑張りたいと思います! 今回のブログでは、そんな1年目の夏に撮影した写真たちをたくさんお見せしたいと思います。可愛い赤ちゃんガメの写真も、実はSNSに載せきれないくらいあるんです。それではひとことコメントとともにお楽しみください! ふ化場での1枚。その日の夜には脱出(地上に出てくること)をしそうなカメたちが見えていました。 地上に脱出してきた赤ちゃんガメたち。ふ化場ではそれぞれの巣ごとに管理するためネットで囲っています。 朝出勤するとネットの中にたくさんの赤ちゃんガメがいる光景は、何度見ても嬉しい気持ちになります。 脱出直後の赤ちゃんガメ。手のひらにすっぽり収まるくらいの小ささです。 太陽の光に照らされる赤ちゃんガメ。可愛さ5割増しです。 ウミガメですから当たり前なのですが、初めて水に入ったその瞬間から上手に泳ぎます。 カメラを見下ろして、ちょっと警戒しているような表情がお気に入りの一枚です。 1歳の子ガメとご対面。気にせずパタパタし続ける赤ちゃんガメと、ちょっと近付いてきては離れることを繰り返した1歳の子ガメ。なんだか不思議な関係性があるようです。 昨年に引き続き父島に来てくれた「探巣犬」のケンちゃん。 スタッフ、ボランティア、島民、みんなに愛されるアイドルです。 もちろん卵探しでは大活躍! 人間が見落としていた巣をいくつも見つけてくれました。 最近の子ガメも1枚。移動のための容器を準備している最中、少し待ってもらっていたのですが、、、 ちょっと不服そうな顔をしながら、大人しく待っていてくれました。 以上です! いかがでしたでしょうか。 カメたちの可愛さで皆さまの心が少しでも癒されていたらいいな、と思います。 それではまた次回!