新人スタッフ奮闘記(その⑤)

2022-04-30T08:56:38+09:00

みなさんこんにちは! 海洋センター新人スタッフのしみずです。 新人といえど、入社後半年を迎え、新人感が薄れてきてしまった気がします。が、まだまだフレッシュに頑張りたいと思います! この春から新学年や新社会人、新しい環境になった皆様、あまり変わらないよ~という方も一緒に頑張っていきましょう!   すっかり夏の陽気の小笠原。 ついに、アオウミガメの産卵シーズンが始まってきました!私にとっては初めての産卵シーズンです! ここ数日、島内の皆様のご協力によって毎日のようにアオウミガメの産卵情報が寄せられています。こういった情報を基に、海洋センターでは産卵調査に行くのですが・・・ 別の作業で忙しかったり、コロナ禍の煽りを受けたりと、私自身は1度も調査に行けていません。早く調査に行って、母ガメの大きな足跡や砂を掘り返した跡などを実際に自分の目で見てみたいな~~と思うばかりです。       最近の業務といえば・・・ ウミガメのパピーウォーカープログラム関連の業務が多いですね!   そもそもどんなプログラムなのかをご紹介します。 パピーウォーカーとは、盲導犬候補の子犬を生後2か月ごろから1歳ごろまで育成するご家庭の方を指す言葉として広く使われています。 盲導犬ではありませんが、毎月お送りするメールマガジンで放流までの約一年間の成長を見守っていただきます。ご参加の皆様には子ガメの命名もしていただき、放流の様子を撮影した動画をお送りするという長期プログラムです。 実は最近、2021年の夏から皆様に見守られて大きく成長した子ガメたちのうち60頭ほどの放流を行いました!   放流前から、どの個体を放流するか考え、放流前に必要な標識付けや身体計測などの作業を行いました。イチから自分で考えて放流することや、一度にたくさんの子ガメの放流をすることが初めてだったので、たくさんの反省点はありますが、なんとか無事に放流することができました。 毎月、メールマガジンでお話している皆様の思いが詰まった子ガメということもあり、たっぷりの愛情と大人になってまた再会できることへの願いが伝わったように感じられ、とても良い経験を積むことができました。反省点はまた6月ごろに行う放流に活かしていければと思います! 放流の様子はスタッフ・ボランティア総出で撮影し、現在は絶賛編集作業中です。 パピーウォーカーにご参加の皆様はどうぞお楽しみに!! (放流時の撮影の様子。陸上と水中から撮影します)   また、2022年度のパピーウォーカー募集も始まり、そちらの受付作業も行っています。 宣伝ですが(笑)パピーウォーカーにはこちらのページからお申込みいただけます。 →パピーウォーカー2022受付サイト   ご興味があればぜひ参加してみてくださいね!   最近嬉しかったことも書いておきますね! この4月から、展示館で販売しているTシャツの発注担当になり、先日初めて発注を行いました。   発注するときは 「このデザインにはこの色かな?」 「せっかく担当者が変わったのだから、今までにはなかった色も追加したい」 「何色が人気なんだろう・・・?」 「各サイズ何枚発注しよう?」 「そもそも今あるあの色は、いったいどの品番の色なんだろう?」 と、考えすぎて、悩みすぎてしまい、発注作業には数日を要しました。   ですが、そんな苦労も実際に届いた商品たちを見れば忘れてしまうほど、素敵なTシャツたちが届きました! 1番人気のクジラTシャツには欠品になっていたサイズの再入荷と新色を追加、定番の海洋センターTシャツにも新色を追加しました! また、久しぶりの販売となった「おつかめさま~」Tシャツにも新色を加えて再販売しました!   入荷作業を手伝ってくれたボランティアスタッフのみんなからも大好評で、 「この色かわいい~!」 「このデザインとこの色合いますね」 「(すでに持っている)人と被らないのが嬉しい」 と喜び、そして発注担当を褒めて(お世辞の可能性は考えないことにします!)早速購入してくれました!みんなありがとう~~!! (早速「おつかめさま~」Tシャツで記念撮影)   現在、展示館は島内で新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑み臨時休館しております。再開した際にはぜひTシャツも見に来てくださいね!     今月は以上です! 来月も嬉しいことが書けるように頑張っていきたいと思います! それではまた来月お会いしましょう!

新人スタッフ奮闘記(その⑤)2022-04-30T08:56:38+09:00

【臨時休館のお知らせ】

2022-04-28T17:14:07+09:00

父島内での新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、 小笠原海洋センターでは当面の間、展示館を臨時休館いたします。 なお、屋外のウミガメ水槽は8:00~17:00の間ご覧いただけます。 ウミガメのおやつは無人販売にて継続いたしますが、その他プログラム・商品の販売は行いません。   また、展示館で販売している商品の一部は下記オンラインショップでもご購入いただけます。 ELNAサポートショップ ELNA(エバーラスティング・ネイチャー)は、小笠原海洋センターの運営団体です。 ぜひご利用くださいませ。   さらなる感染拡大を防ぐため、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。  

【臨時休館のお知らせ】2022-04-28T17:14:07+09:00

【4/26 展示館 臨時閉館のお知らせ】

2022-04-25T20:51:10+09:00

島内での新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、明日4/26日の開館は《屋外水槽エリアのみ》となります。 展示資料の見学、販売商品の購入はできませんのでご注意ください。 ウミガメおやつのみの販売となります。 皆様のご理解とご協力をお願い致します。  

【4/26 展示館 臨時閉館のお知らせ】2022-04-25T20:51:10+09:00

プログラム料金改定のお知らせ

2022-04-02T14:46:26+09:00

2022年4月4日(月)より、小笠原海洋センターで開催しているプログラムの料金改定を行います。 ※ 表示価格は全て税込みです。 <2022年4月2日現在、開催中のもの> ○ ウミガメ教室【2時間コース】  改定前 → 大人(中学生以上):3,300円 / 小人(小学生):2,200円  改定後 → 大人(中学生以上):3,480円 / 小人(小学生):2,480円 ○ ウミガメ教室Lite  改定前 → 大人(中学生以上):1,600円 / 小人(小学生):1,100円  改定後 → 大人(中学生以上):1,980円 / 小人(小学生):1,480円   <2022年4月2日現在、休止中のもの> 下記のプログラムは再開の日時が決まり次第、ホームページ・SNSにてお知らせいたします。 ○ ウミガメ教室【3時間コース】  改定前 → 大人(中学生以上):5,500円 / 小人(小学生):3,300円  改定後 → 大人(中学生以上):5,480円 / 小人(小学生):3,480円 ○ 放流体験  改定前 → 1頭 7,700円  改定後 → 1頭 7,980円 ○ 子ガメ de Night!  改定前 → 大人(中学生以上):2,500円 / 小人(小学生):1,500円  改定後 → 大人(中学生以上):3,980円 / 小人(小学生):2,980円 ○ 夜間子ガメの放流会  改定前 → 大人(中学生以上):1,500円 / 小人(小学生):500円  改定後 → 大人(中学生以上):1,500円 / 小人(小学生):500円 / 島民(大人1人):500円 ○ Touch the Egg! ~ウミガメの卵を埋めてみよう~  改定前 → 1巣(卵40~個)あたり 3,000円  改定前 → 1巣(卵40~個)あたり 3,480円   より一層、学びが増えるプログラムにしていくよう精進してまいりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。 小笠原海洋センター スタッフ一同   [...]

プログラム料金改定のお知らせ2022-04-02T14:46:26+09:00

水中のウミガメたち

2022-03-28T16:06:55+09:00

こんにちは! 海洋センタースタッフのしみずです。   春分の日も過ぎて、半袖で過ごせそうなくらい暖かい日が増えてきました。 わたしは寒がりなので長袖がまだまだ必要ですが、ボランティアスタッフや観光客の方には半袖の方も多くみられます。あっという間に夏が来そうです!! 日焼けシーズン突入です!!!!!!日焼け止めを買い溜めしなければ!!!!!!!     最近では交尾行動中のアオウミガメを海で見かけるようになりました! 小笠原では、カメの交尾があるとザトウクジラのシーズンも終わりと言われているのでなんだか寂しい気持ちになりますが・・・ザトウクジラたちとのまた来年の再会を期待して、これから始まるアオウミガメシーズンを楽しみたいと思います!       今回は、スタッフのお仕事に関するお話はちょっとおやすみして・・・ こちらの写真をご覧ください。 水中カメラで撮影した、タイマイのアズキちゃんです。 かわいいですよね。 過去最高にかわいいアズキちゃんが撮影できたと自負しています。   そうなんです、最近のわたしは水中撮影にハマっています。 水槽の中にカメラを入れて撮影するのですが、水面からではカメラの画面は見えないのでどんな写真が撮れているのか分かりません。撮りたかったカメがフレームアウトしてしまったり、変な角度だったりとなかなかうまくはいきませんが、その分うまく写真が撮れた時の嬉しさはひとしおです。   突然水中に現れたカメラに対してのカメの反応もさまざまで、とても興味深いです。 びっくりして後ずさりする子、遠くにいたのに興味津々で近付いてくる子、完全にスルーして通り過ぎる子など、同じ水槽の中でも違いが見られるので見ていて楽しいです。 個人的には、こんなにカメの表情を引き出せる撮り方はない!と思っているので、その一部をご紹介します。   毎回カメラに突進してきて口を開ける、アカウミガメのなっちゃん。口の中まで綺麗に見せてくれました。それにしてもこんなに口を開けてくるなんて、目の前に現れるものはすべてゴハンだと思いこんでいるのでしょうか?なんだか心配です。 アオウミガメのコータくん。彼も目の前のものすべてがゴハンだと思っているようです。飼育担当としては、そのくらい食欲旺盛で健康ということなので嬉しいですが、やはりなんだか心配です。 2020年生まれのアオウミガメ。とっても警戒心が強く、カメラを入れると遠く離れたところからそっと様子を伺ってきます。何度かチャレンジしているのですが、毎回甲羅の写真しか撮れません。とても美人なお顔をしている子なので、いつか水中でもそのお顔を見せてくれることを期待しています。 こちらの0歳の子ガメは興味津々タイプ。この後カメラに激突しました。食いしん坊もほどほどにね! こちらはアオウミガメ(白変個体)のちびちゃん。カメラを入れてすぐは警戒していてあまり近付いてくれませんでしたが、しばらくカメラを入れているとよく見えている左目で覗き込むように近付いてきてくれました。 こちらはちょっと警戒している0歳の子ガメ。表情もなんだか怪訝そうに見えます。     いかがでしたか? ひとくちにウミガメと言っても、個体によって反応もさまざま。同じ環境で飼育していても、これだけ個体差があるのはウミガメの面白さだと思います。なかなか皆様が見ることのない表情もあったのではないのでしょうか。 写真を見ていただくと分かるように、ウミガメたちはカメラに向かって口を開けてきます。お客様がケガをしたり、カメがケガをしたりする可能性がありますので、水槽の中には手やカメラを絶対に入れないようにお願いいたします。 可愛い写真はブログやSNSに掲載しますので、そちらで楽しんでください!     それでは今月のブログはここまで! また来月のブログでお会いしましょう!!

水中のウミガメたち2022-03-28T16:06:55+09:00
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