環境プログラムの一環で行なっている『ウミガメの放流体験
毎年100頭以上のウミガメを育ててから放流(ヘッドスターティング)しているのですが、
先日、2015年生まれ最後の1頭が放流されました!

実はウミガメも人と一緒で、個性があるんですね。
海へ帰るときが、一番わかりやすい気がします。

ちょこちょこ振り返りながらいくカメ。
乾いちゃうよっていうくらい、の~んびりしてるカメ。
一目散に海へと歩いていくカメ。

そんな様々な個性がある中、さすがは最後の1頭!
見せてくれましたね~


そんなに慌てなくてもいいんじゃない!?(汗)

実はちょっとだけ浮いているのでは…というくらいの、驚きの素早さでした。
放流体験された方や、イベントなどで放流を見たことある方にはわかりますよね?このスピード感!

普段はもう少し感動的だったりするのですが、正直今回は笑っちゃいました。
ビーチへ行くまではおとなしかったのに、海を目の前にした瞬間に大興奮!
これから野生で生き抜いていくこの子ガメ。健康で丈夫な証ですね。

私なら「セナ」とか速そうな名前を付けますが、放流された方は優しいですね。
長生きできるようにと願いを込めて「長次郎」と名付けていました。

そんな笑いあり感動ありの放流体験は、
2015年生まれのウミガメたちがみんな海へと帰ったので、現在は受付終了となりました。
放流体験にご参加の皆さま、ありがとうございました!

2016年生まれの稚ガメたちが大きく育ったら、また再開します。
放流できる大きさに育つのは、年末~年始あたりでしょうか?(あくまでも予定です)
年末以降に小笠原へご来島される方の、お問い合わせ・ご予約をお待ちしてます!