【カメトピ①】ウミガメ界のニューカマー

いつもふざけた投稿ばかりしやがって。もう少し真面目なネタを提供できないのか。
と感じていたみなさま、大変お待たせ致しました。

大真面目なウミガメ情報を提供するウミガメトピック、略して『カメトピ』を不定期連載します。
こちとら真剣に研究してるんで、これぞ『小笠原海洋センターの真髄』という情報を
今後は見せつけていきたいと思います。いつもふざけた投稿してるやつ(所長)に。

まずはウミガメの基礎知識。
みなさんはウミガメの、オスとメスの見分け方はご存じだろうか。答えは…

『しっぽの長さ』である。
一般的に長いとオス、短いとメスである。

が、しかし!どうやらウミガメ界にも、トランスジェンダーの存在が確認されているのだ。
ここで真面目な我々は、そのまだ少数ながらも確実に存在する『オカマのカメ』を、
略して『オカメ』と呼ぶこととする。(イントネーションは納豆と同じとする)

目撃例としては、しっぽが長くオスの外見をしているのにも関わらず、
産卵上陸をするアオウミガメが、中南米やオーストラリアで確認されているのだ。
もちろんこのウミガメたちが卵を産むことはなかったようだが、
必死に産卵しようと巣穴を掘り、踏ん張る姿が目撃されている。

さらに驚くなかれ!人間でいうところの想像妊娠とは違い、
踏ん張っていたウミガメのお腹を腹腔鏡で見てみると、卵巣と精巣と思われる器官が両方あり、
オスメス両性の特徴を持っていたそうだ。さらに詳しくは論文をご参照あれ。
http://www.bioone.org/doi/abs/10.2744/CCB-0720.1

いかがでしたでしょうか。
我々は常にアンテナを張り、様々な研究アプローチを模索しているのです。

人間界ではトランスジェンダーという言葉も存在も、だいぶ浸透してきたと思われますが、
ウミガメ界でもそのうち、マイノリティな存在ではなくなるのかもしれません。

現状、小笠原での『オカメ』の目撃情報はまだありません。
発見したら、撮影してご提供いただければと思います。