現在、新型コロナウイルスの影響により、日本だけではなく世界中の人が外出の自粛や行動の制限を強いられています。
小笠原に来島予定だった多くのお客様もキャンセルせざるをえない現状を受け、スタッフ一同大変心苦しく思っております。
そこで今回、家に居ながらにして小笠原にプチ旅行にきた気分を味わっていただけないか?と考え、「#STAYHOME ウミガメ放流」と題した臨時ウミガメ放流プログラムをご紹介いたします。

 

『ウミガメを家で放流するってどういうこと?』

今回の「#STAYHOMEウミガメ放流」プログラムでは、「放流する」といっても、実際にお客様が小笠原に来て放流するわけではありません。#STAYHOMEで放流できるように、海洋センタースタッフが代わりに責任をもって放流させていただきます。また、放流する子ガメには、お客様が自由に名前を付けていただくことができ、どこかの海で再度見つかった際には、お客様にご連絡がいくシステムとなっております。

 

 

『でも、そんなの放流した実感がわかないなぁ 。』

…確かに、そうですよね。少しでもご自身で放流した気分を味わってもらえるように、この「#STAYHOMEウミガメ放流」プログラムには3つの特典がついてきます(特典は全て、メールにてデータを送付予定です)。
➀あなたの子ガメ放流時のビデオ
②あなたの子ガメ放流しました記念カード(放流したウミガメの個体情報・お名前が記載されています)
③デスクトップ背景(小笠原で撮影した写真をランダムに3種類)

 

 

『ウミガメ』と聞くと、「水族館でしか見たことない」「あんまり身近な動物ではない」「南にしかいない」と思われる方も多いと思いますが、実は小笠原で生まれたアオウミガメの多くは本州の太平洋側沿岸を餌場に成長していることがわかっており、距離的には意外と身近にいる存在です。

アオウミガメは現在、IUCNのレッドリストにおいて絶滅危惧種に指定されており、その種の存続が世界的に危ぶまれています。
ウミガメを保全するということは、・陸上の生態系に貢献(産卵上陸時に海から陸へ栄養を運ぶ、卵が陸の栄養となる)・資源が豊富な海を守る(海にすむ大型動物としての海洋資源への影響)・サンゴ礁 生態系の多様性へ貢献 (海の生き物の1/4が生息すると言われるサンゴ礁 生態系の維持)・藻場を健やかに保つ(水質浄化 や稚魚を育む重要な役割を持つ藻場を健全な状態に保つ)など、生物多様性の維持に貢献することへつながります。

 

みなさま、実は身近な動物であるウミガメの保全活動に#STAYHOMEで協力してみませんか?

※プログラムへの参加料金は全額、ウミガメの保全活動に利用させていただきます。

 

合計頭数:30頭程度

料金:10,800円(1頭あたり)

お申込み方法:※受付終了しました。

#STAYHOMEウミガメ放流の予約へ

その他、お問い合わせはメールにてお気軽にどうぞ。info@bonin-ocean.net
※メールはパソコンからの返信になりますので、携帯電話をご使用の場合は、受信可能な設定にしてください。