新人スタッフ奮闘記(その⑥)

2022-05-31T13:36:50+09:00

みなさんこんにちは! 小笠原海洋センター新人スタッフのしみずです。 小笠原はすっかり夏、半袖でも暑いほどの毎日です。それでも日焼け対策のため長袖で頑張っています! お風呂上がりにはアイスが欠かせず、ダイエットに支障が出そうです。 さて、夏の小笠原といえば、アオウミガメの季節です!!!!! 待ちに待った産卵シーズンが本格化してきました。 産卵シーズンは、私たち海洋センタースタッフにとっては調査シーズンでもあります。 「産卵調査」と「夜間パトロール」を主に実施していますが、今回は産卵調査を中心にお話していきたいと思います。 産卵調査の流れを簡単にご説明します。 まず、車や船で砂浜に行き、カメの足跡や産卵した形跡がないか探します。産卵した形跡があれば、そこに「テッキン」と呼んでいる棒を刺して卵のある場所を探します。場所が分かれば砂を掘って卵を3つだけ丁寧に取り出し、産卵から何日が経過しているのかを調べてから丁寧に埋め戻します。埋め戻したら他の目印となる場所から巣の場所を計測して終了です。 巣の位置を計測している様子 ・・・簡単に思えますよね。 簡単そうに書きました。 でも実際はとっても難しいんです!!!! アオウミガメの産卵した形跡は、必ずしも同じ形とは限らないので、まず産卵の形跡を探すことから難題です。カメの足跡が消えてしまっているとより難易度が上がり、集中して砂浜を歩かないと見落とすこともあるくらい難しい作業です。 さらに、産卵した形跡からお母さんガメがどんな動きをしたのか予測し、「テッキン」を使って砂の中に産み落とされた卵を探します。 卵探し中の先輩スタッフ 今の私は「このあたりに卵がありそう!」という予測が出来るように、経験値の積み重ねをしている最中です。産卵の形跡の大体の形から「まんまるタイプ」「縦長タイプ」「カーブタイプ」「ふわふわタイプ」などと名前を付けて、少しでも覚えやすいように工夫をしています。ちなみにふわふわタイプが一番の難関です。 「テッキン」は、スタッフ1人につき1本、ステンレス製の棒を持っています。 1本ずつちょっとした違いがあるスタッフのテッキン   この棒を砂に刺し、砂の感覚で卵のある場所を探します。これもとっても難しいです。 木の根や石に阻まれて思うように刺せなかったり、卵はないのに似た感覚の場所があったりと非常に難しいです。また、テッキンで砂の中の卵を割らないよう細心の注意を払う必要があるため、とにかくあちこち刺せばいい!ということでもないのです。 やっと見つけた卵は、卵の向きが変わらないように注意して観察します。産卵から1日目の卵は全体的にピンク色で、表面にやや濡れた感触があります。産卵から14日目の卵は全体的に白く、やや乾燥していて殻がしっかりした厚みのある印象になります。実際の卵を見てみると、上のほう一部分だけ白くなっていることが多く、この白い範囲から産卵日を推察します。初めて産卵調査に行った時には1日目の卵を5日目と言ってしまったり、2日目と3日目が区別できなかったりと、事前の想像以上に難しい作業でした。 卵をじっくり観察。 これは1日目の卵でした。 とにかく難しいと何度も書いてしまいましたが、そのくらい難しい作業です。一緒に調査に行く先輩スタッフを見ていると、たくさんの産卵や卵を見てきた経験値の高さが重要なんだなと実感します。私も少しでも早く追いつけるように、ひとつの経験も無駄にしないよう頑張りたいと思います。 調査は難しいことも多いですが、ウミガメたちのことをたくさん知ることのできる貴重な機会でもあり、学ぶことはとても多いです。 今年の小笠原のウミガメたちはこの夏、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。とても楽しみです!

新人スタッフ奮闘記(その⑥)2022-05-31T13:36:50+09:00

新人スタッフ奮闘記(その⑤)

2022-04-30T08:56:38+09:00

みなさんこんにちは! 海洋センター新人スタッフのしみずです。 新人といえど、入社後半年を迎え、新人感が薄れてきてしまった気がします。が、まだまだフレッシュに頑張りたいと思います! この春から新学年や新社会人、新しい環境になった皆様、あまり変わらないよ~という方も一緒に頑張っていきましょう!   すっかり夏の陽気の小笠原。 ついに、アオウミガメの産卵シーズンが始まってきました!私にとっては初めての産卵シーズンです! ここ数日、島内の皆様のご協力によって毎日のようにアオウミガメの産卵情報が寄せられています。こういった情報を基に、海洋センターでは産卵調査に行くのですが・・・ 別の作業で忙しかったり、コロナ禍の煽りを受けたりと、私自身は1度も調査に行けていません。早く調査に行って、母ガメの大きな足跡や砂を掘り返した跡などを実際に自分の目で見てみたいな~~と思うばかりです。       最近の業務といえば・・・ ウミガメのパピーウォーカープログラム関連の業務が多いですね!   そもそもどんなプログラムなのかをご紹介します。 パピーウォーカーとは、盲導犬候補の子犬を生後2か月ごろから1歳ごろまで育成するご家庭の方を指す言葉として広く使われています。 盲導犬ではありませんが、毎月お送りするメールマガジンで放流までの約一年間の成長を見守っていただきます。ご参加の皆様には子ガメの命名もしていただき、放流の様子を撮影した動画をお送りするという長期プログラムです。 実は最近、2021年の夏から皆様に見守られて大きく成長した子ガメたちのうち60頭ほどの放流を行いました!   放流前から、どの個体を放流するか考え、放流前に必要な標識付けや身体計測などの作業を行いました。イチから自分で考えて放流することや、一度にたくさんの子ガメの放流をすることが初めてだったので、たくさんの反省点はありますが、なんとか無事に放流することができました。 毎月、メールマガジンでお話している皆様の思いが詰まった子ガメということもあり、たっぷりの愛情と大人になってまた再会できることへの願いが伝わったように感じられ、とても良い経験を積むことができました。反省点はまた6月ごろに行う放流に活かしていければと思います! 放流の様子はスタッフ・ボランティア総出で撮影し、現在は絶賛編集作業中です。 パピーウォーカーにご参加の皆様はどうぞお楽しみに!! (放流時の撮影の様子。陸上と水中から撮影します)   また、2022年度のパピーウォーカー募集も始まり、そちらの受付作業も行っています。 宣伝ですが(笑)パピーウォーカーにはこちらのページからお申込みいただけます。 →パピーウォーカー2022受付サイト   ご興味があればぜひ参加してみてくださいね!   最近嬉しかったことも書いておきますね! この4月から、展示館で販売しているTシャツの発注担当になり、先日初めて発注を行いました。   発注するときは 「このデザインにはこの色かな?」 「せっかく担当者が変わったのだから、今までにはなかった色も追加したい」 「何色が人気なんだろう・・・?」 「各サイズ何枚発注しよう?」 「そもそも今あるあの色は、いったいどの品番の色なんだろう?」 と、考えすぎて、悩みすぎてしまい、発注作業には数日を要しました。   ですが、そんな苦労も実際に届いた商品たちを見れば忘れてしまうほど、素敵なTシャツたちが届きました! 1番人気のクジラTシャツには欠品になっていたサイズの再入荷と新色を追加、定番の海洋センターTシャツにも新色を追加しました! また、久しぶりの販売となった「おつかめさま~」Tシャツにも新色を加えて再販売しました!   入荷作業を手伝ってくれたボランティアスタッフのみんなからも大好評で、 「この色かわいい~!」 「このデザインとこの色合いますね」 「(すでに持っている)人と被らないのが嬉しい」 と喜び、そして発注担当を褒めて(お世辞の可能性は考えないことにします!)早速購入してくれました!みんなありがとう~~!! (早速「おつかめさま~」Tシャツで記念撮影)   現在、展示館は島内で新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑み臨時休館しております。再開した際にはぜひTシャツも見に来てくださいね!     今月は以上です! 来月も嬉しいことが書けるように頑張っていきたいと思います! それではまた来月お会いしましょう!

新人スタッフ奮闘記(その⑤)2022-04-30T08:56:38+09:00

水中のウミガメたち

2022-03-28T16:06:55+09:00

こんにちは! 海洋センタースタッフのしみずです。   春分の日も過ぎて、半袖で過ごせそうなくらい暖かい日が増えてきました。 わたしは寒がりなので長袖がまだまだ必要ですが、ボランティアスタッフや観光客の方には半袖の方も多くみられます。あっという間に夏が来そうです!! 日焼けシーズン突入です!!!!!!日焼け止めを買い溜めしなければ!!!!!!!     最近では交尾行動中のアオウミガメを海で見かけるようになりました! 小笠原では、カメの交尾があるとザトウクジラのシーズンも終わりと言われているのでなんだか寂しい気持ちになりますが・・・ザトウクジラたちとのまた来年の再会を期待して、これから始まるアオウミガメシーズンを楽しみたいと思います!       今回は、スタッフのお仕事に関するお話はちょっとおやすみして・・・ こちらの写真をご覧ください。 水中カメラで撮影した、タイマイのアズキちゃんです。 かわいいですよね。 過去最高にかわいいアズキちゃんが撮影できたと自負しています。   そうなんです、最近のわたしは水中撮影にハマっています。 水槽の中にカメラを入れて撮影するのですが、水面からではカメラの画面は見えないのでどんな写真が撮れているのか分かりません。撮りたかったカメがフレームアウトしてしまったり、変な角度だったりとなかなかうまくはいきませんが、その分うまく写真が撮れた時の嬉しさはひとしおです。   突然水中に現れたカメラに対してのカメの反応もさまざまで、とても興味深いです。 びっくりして後ずさりする子、遠くにいたのに興味津々で近付いてくる子、完全にスルーして通り過ぎる子など、同じ水槽の中でも違いが見られるので見ていて楽しいです。 個人的には、こんなにカメの表情を引き出せる撮り方はない!と思っているので、その一部をご紹介します。   毎回カメラに突進してきて口を開ける、アカウミガメのなっちゃん。口の中まで綺麗に見せてくれました。それにしてもこんなに口を開けてくるなんて、目の前に現れるものはすべてゴハンだと思いこんでいるのでしょうか?なんだか心配です。 アオウミガメのコータくん。彼も目の前のものすべてがゴハンだと思っているようです。飼育担当としては、そのくらい食欲旺盛で健康ということなので嬉しいですが、やはりなんだか心配です。 2020年生まれのアオウミガメ。とっても警戒心が強く、カメラを入れると遠く離れたところからそっと様子を伺ってきます。何度かチャレンジしているのですが、毎回甲羅の写真しか撮れません。とても美人なお顔をしている子なので、いつか水中でもそのお顔を見せてくれることを期待しています。 こちらの0歳の子ガメは興味津々タイプ。この後カメラに激突しました。食いしん坊もほどほどにね! こちらはアオウミガメ(白変個体)のちびちゃん。カメラを入れてすぐは警戒していてあまり近付いてくれませんでしたが、しばらくカメラを入れているとよく見えている左目で覗き込むように近付いてきてくれました。 こちらはちょっと警戒している0歳の子ガメ。表情もなんだか怪訝そうに見えます。     いかがでしたか? ひとくちにウミガメと言っても、個体によって反応もさまざま。同じ環境で飼育していても、これだけ個体差があるのはウミガメの面白さだと思います。なかなか皆様が見ることのない表情もあったのではないのでしょうか。 写真を見ていただくと分かるように、ウミガメたちはカメラに向かって口を開けてきます。お客様がケガをしたり、カメがケガをしたりする可能性がありますので、水槽の中には手やカメラを絶対に入れないようにお願いいたします。 可愛い写真はブログやSNSに掲載しますので、そちらで楽しんでください!     それでは今月のブログはここまで! また来月のブログでお会いしましょう!!

水中のウミガメたち2022-03-28T16:06:55+09:00

新人スタッフ奮闘記(その③)

2022-01-24T15:36:06+09:00

みなさんこんにちは! 小笠原海洋センタースタッフのしみずです。 あけましておめでとうございます!(とっくに明けていますが…笑) 2022年も、皆様に楽しんでいただけるブログが書けるよう頑張ります!どうぞよろしくお願いいたします。 今年の冬は、長く住んでいる島民が「今年は寒い!」と話すくらいの寒さです。 海洋センターでは毎朝、水槽の水温と気温を記録しているのですが、気温は18℃を切ることがあります。この冬、大雪に見舞われている本州の方にとっては夢のような暖かさを想像されるかもしれませんが、遮るものがない海から吹く冷たい風(しかも強風)は体感温度を容赦なく下げてきます。皆さまが冬の小笠原への旅行を計画される際は「普通に寒い」ことを覚悟してきてくださいね。 ちなみに、スタッフは寒い~~!と言いながらも、素足にギョサンで水槽の掃除をしています。矛盾していますが、水仕事で濡れるので仕方がないのです。しかし、デスクワークにはもこもこのスリッパが必須です!   さて、とうとう2022年1月1日がやってきました。 ただ新年がやってきたというだけではありません。   ついに、ついに、 『子ガメの放流』 が始まったのです!!!! 2021年の夏に大村海岸で産み落とされた卵が海洋センター内のふ化場でふ化し、さらにヘッドスターティング事業として半年間の飼育期間を経て、ついに海へと旅立っていきました。 (大村海岸の卵の移動・ヘッドスターティング事業についての説明はコチラから→ https://bonin-ocean.net/about-greenturtle/hatchery-practice )   当日は小笠原村観光協会の撮影の皆様、情報を聞きつけて集まった島民や観光客の皆様に見守られて旅立っていきました。偶然、ダイビングに行く途中で海の中から見守ってくださった方も!ご見学された皆様、当日は離れた位置からそっと子ガメたちを見守っていただき、ありがとうございました。 今回放流した子ガメたちとはたった2か月ほどしか一緒に過ごしていませんが、それでも毎日顔を合わせていた子ガメの旅立ちは感慨深く、寂しく、それでいて「あの子たちなら大丈夫」と自信に満ちた気持ちになりました。どの水槽よりもたくさん食べる水槽のカメたちで、体つきもしっかりしていたので、きっと海でもしっかりご飯を食べて、大きく育ってくれるはず!と自信を持って送り出すことができました。 実家から一人暮らしをする娘を送り出した母親の気持ちと似ているような気がします。送り出される側の娘の立場しか経験していないので想像ですが・・・   放流の様子は、小笠原村観光協会のYouTubeにて公開される予定です! 公開されましたらぜひご覧ください! きっと今頃、四国や九州の沿岸を目指して一生懸命泳いでいると思います。 今回放流した子ガメたちが大きくなって、この小笠原の海で再会できることを夢見ています。       まだ海洋センターで飼育している子ガメたちも、順次放流していく予定です! 2022年も新型コロナウイルスの感染拡大が続くため、オンラインイベントでの放流も予定しています。 「小笠原には遠くてなかなか行かれない・・・」という方も、HP上やSNSでお知らせがありましたらぜひ参加してみてくださいね。 (放流時の素敵なお写真は村民ボランティアの方から提供していただきました!ありがとうございます!)     さて、新人といえども小笠原に来てからあっという間に約3か月が経ちました。新年度になるタイミングは、多くの会社と同じように体制が少し変わったり、仕事の分担を見直したりするので、私のところにも今まで担当していなかった仕事が任されるようになりました。それが先ほどお話した放流のことであったり、お客様にはなかなか見えない事務の分野のお仕事であったりと様々です。 とはいえ、まだ3か月ですのでまだまだ経験していない業務もたくさんあります。   初回のブログでお話したザトウクジラ調査も、実はまだ行けていません(泣) 船のトラブルや天候不良など、いろいろあったのです・・・(泣) 早くザトウクジラに会いたいな~と気持ちばかりが募っています。しっかりと活躍できるように、調査に行けるその日までたくさん勉強しておきます!!! (1度だけ、とても遠くにザトウクジラを発見!尾びれが映っています。見つけられますか?)       皆様は新年の目標は立てられましたか? ・・・あ、1か月ほど経ちましたがまだ維持されていますか?というと、身に覚えのある方も多いのではないでしょうか(笑) 2022年、個人的にはとにかく動く1年にしたいと考えています。 たくさん自分から動くことで、まだ経験していない業務を覚えたり、不慣れな業務もたくさん経験してより短時間で効率よく行えるようにしたりと、とにかくたくさん吸収して成長したい!と思っています。 ついつい3日坊主になりがちですが、入社したての1年間、しっかり目標達成したいと思います! それではまた次回の更新でお会いしましょう!! お読みいただきありがとうございました!!

新人スタッフ奮闘記(その③)2022-01-24T15:36:06+09:00

新人スタッフ奮闘記(その②)

2021-12-30T17:24:45+09:00

みなさんこんにちは! 小笠原海洋センタースタッフの清水です。 先日のブログから1か月、小笠原はすっかり寒くなりました。 寒いとはいえ、20度を下回ったところくらいですが… 北海道在住の友人に「まだ夏の気温じゃん!」と揶揄われつつ、すっかり暖かさに慣れた体には寒くてたまりません。 前回のブログで「とびうお桟橋のシロワニ」には出会えず…と書いた数日後、めでたく出会うことができました!     しかも2匹も!!そしてシロワニだけでなく、とびうお桟橋では常連のネムリブカ、マダラエイとの競演も見ることができました。手が届きそうな場所で繰り広げられる水族館のような光景に大興奮!! ちなみに、とびうお桟橋に行くと90パーセントくらいの確率で出会えるのがこちらの「ネズミフグ」。 ちょっとおとぼけな顔がキュート♡人懐っこく寄ってくる人気者です。 その他にも「ロクセンスズメダイ」や「ボラ」、「イスズミ」などたくさんの魚に出会えるとびうお桟橋。時間があるとつい覗きに行ってしまう、お気に入りの場所です。 最近の海洋センターはと言いますと、長く活躍してくれていたボランティアメンバーたちが離島してしまい、すっかり寂しくなりました。ですが、村民ボランティアに1名新しいメンバーが増え、まさに「出会いと別れの島」を体感しています。年末年始はスタッフのみという少ないメンバーですが、寒さに負けず頑張ります!!   さて、海洋センターのヘッドスターティング事業で飼育している子ガメたちはふ化後5か月を迎え、どんどん成長中です。 この1か月で成長を最も感じた瞬間は、甲羅磨きという作業の最中です。 だいたい2週間に1度くらいのペースで、水槽の大掃除と合わせて子ガメの体に生えたコケや藻を綺麗にする甲羅磨きを行っています。甲羅磨きという名前ですが、背中もお腹も肢(あし)も全て掃除して綺麗にしています。 だいたいの場合は、左手で子ガメを持ちつつ右手にスポンジや歯ブラシを持って甲羅磨きをするのですが、2021年生まれの子ガメたちは体重1㎏を超える子も増えてきていて、片手で持つには重たくなってきました。さらに、甲羅磨きの時にぱたぱたと動かす前肢(まえあし)の力が強くなってきて、前肢にある爪も鋭くなってきていて、ちょっと痛い思いをすることもしばしば・・・笑 子ガメたちに「じっとしてて!お願い!」と頼み込みながら、毎回必死で掃除をしています。 それもこれも、子ガメたちが順調に大きくなっているという証拠!嬉しいことです♪ (片手で持ってみました、大きさが伝わるといいのですが・・・笑)   私の個人的な近況としては、お客様にウミガメのレクチャーを行う「ウミガメ教室」デビューをしました!反省点が多く落ち込みましたが・・・優しい先輩に「ぜんぜん大丈夫だよ!!」と励ましていただいたので、反省を生かして今後も頑張ります!!! また、先日初めて「ウミガメの放流」を経験しました。 放流したのは小笠原水産センターで飼育されていた「かめだ ろく」。 放流地点までの移動中、車の中では元気いっぱい!砂浜に降ろしてからも、周りを気にしながらマイペースに進む「ろく」。海に入ってからは、息継ぎのたびにスタッフたちを確認しているかのように砂浜を気にしていましたが、いずれ見えなくなっていきました。 初めて自分の手からウミガメが離れていき、元気いっぱいに海の中を泳いでいく姿を見て、思わず涙しそうになりました。「ろく」がいつかまた小笠原の海に戻ってきて、繁殖に参加してくれるといいなと願っています。 「ろく」、元気でね!! (写真左:水産センタースタッフ、写真中央・右:海洋センタースタッフ、撮影:村民ボランティア) 当ブログは今回が今年最後の更新となります。(今年は数えるほどしか更新していませんが・・・笑) 来年も皆さまに小笠原海洋センターを身近に感じていただけるような発信をしていきたいと考えておりますので、来年もよろしくお願いいたします!! それでは皆さま、よいお年を!!!

新人スタッフ奮闘記(その②)2021-12-30T17:24:45+09:00
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